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平成29年(2017年)5月30日更新

東京都情報公開審査会の新規諮問

平成29年5月15日に、東京都情報公開審査会に次のとおり諮問されましたのでお知らせします。

(諮問件名)「『五輪の表彰式や開会式では、国旗・国歌を使用する』ということが事実である根拠となる文書」ほか2件の非開示決定(不存在)に対する審査請求(諮問第1075号)

(諮問庁)東京都教育委員会

(請求及び処分の内容)

請求の内容 決定 非開示理由
1.私の知人が2016年3月頃、JOC事務局に「IOC(国際オリンピック委員会)総会は1980年、五輪の表彰式に国旗・国歌を用いるのは五輪の理念に反するとし、『選手団の旗と歌(曲)を用いる』と憲章を改正した」という事実を確認すると、JOC事務局職員から、「当方も同じ見解だ」と回答があった。しかし都教育委員会が約9,500万円かけ作成し、16年3月末までに都の公立小学校4年生以上の全児童・生徒約66万4000人分配布した『五輪学習読本』は、前記・JOCの見解に反し、小学校用が「オリンピック・パラリンピックでは、開会式で選手たちが自国の国旗を先頭に行進します。表彰式では、優勝した選手の国の国旗をかかげ、国歌を演奏します」と記述し、「五輪の表彰式や開会式では、国旗・国歌を使用する」という特異な政治的思想を、児童・生徒に強制している。そこで、都教委が「五輪の表彰式や開会式では、国旗・国歌を使用する」というのが事実である根拠だとする文書の開示を求める。
2.「1」に関連し、都教委が16年12月12日、立川市で教職員と都民対象に開催した「東京都オリンピック・パラリンピック教育シンポジウム」終了後、私や知人との個人的な会話の場ではあるが、宇田剛・指導部担当部長は「2012年以降はIOC憲章(又はプロトコル)の五輪の表彰式や開会式に関する規定が変わった」という趣旨の発言をされた。宇田剛氏がこの趣旨の発言をした根拠となる文書の開示を求める。
非開示
(不存在)
<公文書の件名、非開示部分及び理由>
請求に係る公文書は作成しておらず、存在しないため。

 

(処理経過)
平成29年1月5日 開示請求書を収受
平成29年2月3日 公文書の非開示を決定し通知
平成29年3月27日 審査請求書を収受
平成29年5月15日 諮問書を収受

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