個人情報保護審査会(第66回第三部会議事概要)

傷病者記録表の一部開示決定に対する審査請求

消防総監

一部開示

【すべての非開示部分の理由】

• 東京都個人情報の保護に関する条例16条2号に該当
  請求者以外の個人に関する情報であり、特定の個人を識別することはできないが、開示することにより、開示請求者以外の個人の権利利益を害するおそれがあるため。

新規概要説明、実施機関理由説明

審査会に対し事務局が新規案件の概要説明を、実施機関が理由説明を行った。

「小隊活動記録票」ほか1件の一部開示決定に対する審査請求

消防総監

一部開示

【非開示部分】

様式第43号小隊活動記録票の自隊以外の同乗・連携スタッフ、関係者、関係機関欄及び通報番号連絡による情報聴取・口頭指導等欄の一部及び様式第44号傷病者記録票（基本情報）の事故発症情報欄の一部

【非開示理由】

• 東京都個人情報の保護に関する条例16条2号に該当
  請求者以外の個人に関する情報であり、特定の個人を識別することができるため。

新規概要説明、実施機関理由説明

審査会に対し事務局が新規案件の概要説明を、実施機関が理由説明を行った。

「○○（企業名）から僕の訪問についてどのような相談を受けているのか」の非開示決定（存否応答拒否）に対する審査請求

警視総監

非開示（存否応答拒否）

東京都個人情報の保護に関する条例17条の3に基づき、存否を明らかにしないで、非開示とする。
本件開示請求は、開示請求者以外の第三者である特定法人が行った相談の事実等に係る請求であり、開示請求に係る公文書が存在しているか否かを答えるだけで、東京都個人情報の保護に関する条例16条6号に規定する情報を開示することとなるため、同条例17条の3に基づき、当該公文書の存否を明らかにしないで開示請求を拒否する。
東京都個人情報の保護に関する条例16条6号該当性
開示請求者以外の第三者である特定法人が行った相談の事実等の有無が明らかとなり、その結果、秘密を守るという相談者との信頼関係が損なわれ、今後の相談を躊躇するなど、相談業務等の適正な遂行に支障を及ぼすおそれがあるため。

新規概要説明、内容審議

審査会に対し事務局が新規案件の概要説明を行い、非開示決定の妥当性について審議を行った。

「平成○年○月ころ、私と私の父が練馬区にある会社○○に行った件について、業務妨害だという電話が○○署の警察官を名乗る男性から私の自宅にあった。このことがわかる文書」の非開示決定（不存在）に対する審査請求

警視総監

非開示（不存在）

当該開示請求に係る公文書は、作成及び取得しておらず、存在しない。

内容審議

非開示決定の妥当性について、審議を行った。

「公安委員会あての苦情（公安委員会○○号）処理結果報告書（平成22年○月○日付け）（ただし、適用除外とした部分を除く）」の一部開示決定に対する審査請求

警視総監

一部開示

警察職員の氏名及び印影について

• 東京都個人情報の保護に関する条例第16条第2号に該当
  開示請求者以外の個人に関する情報で、特定の個人を識別することができるものであるため。
• 東京都個人情報の保護に関する条例第16条第4号に該当
  開示することにより、捜査等に従事する警察職員の氏名が明らかとなり、犯罪の予防、捜査その他の公共の安全と秩序に維持に支障を及ぼすおそれがあると認められるため。

内容審議

一部開示決定の妥当性について審議を行った。

「『東京都公安委員会も○○公安委員会と同様の対応をしたらどうか』と申し入れたが、実現されない理由の判る文書」の非開示決定（不存在）に対する異議申立て

東京都公安委員会

非開示（不存在）

当該開示請求に係る公文書は、作成及び取得しておらず、存在しない。

内容審議

非開示決定の妥当性について審議を行った。

「○○の株主総会における順番の件で、話し合いの約束が反古にされた。この行為の正当性について判る文書」の非開示決定（不存在）に対する異議申立て

東京都公安委員会

非開示（不存在）

当該開示請求に係る公文書は、作成及び取得しておらず、存在しない。

内容審議

非開示決定の妥当性について審議を行った。

「○○の株主総会の受付ルールについて、警視庁が○○に事前に説明しなかった理由の判る文書」の非開示決定（不存在）に対する異議申立て

東京都公安委員会

非開示（不存在）

当該開示請求に係る公文書は、作成及び取得しておらず、存在しない。

内容審議

非開示決定の妥当性について審議を行った。

「○○署の僕への対応に関して、東京都公安委員会はどのように対策をとったのか判る文書」の非開示決定（不存在）に対する異議申立て

東京都公安委員会

非開示（不存在）

当該開示請求に係る公文書は、作成及び取得しておらず、存在しない。

内容審議

非開示決定の妥当性について審議を行った。